■
彼女は中村うさぎの友達であるので、以前から興味はあった。ただ、本業の？ホラーは怖い話苦手だし、話題の愛人ネタの小説もなんか濃すぎそうって敬遠してたのだが、どっかで読んだ書評が面白そうだったのと、それよりこの前さまぁ〜ずと一緒に出てた番組で見た本人がすごーく強烈だったので読んでみたくなったのだ。
何がいいって、うまく言えないんだけど、彼女の自分（と思しき作家）の"気持ち"の描き方が的確で、ほぅーって唸っちゃうんだな。
恋愛ってなんて素敵なの！とかアマン系の濃いー話（よく知らんが渡辺淳一みたいな）に最近とんと食指が伸びない私なんだが（今どうも恋と性欲に興味が無い時期みたいっス）うん、なんてウマいこと言ってくれるんだ、コレだよなー、って思いながら読めました。
全然小説の内容とは関係ないかもしれないが、自分は色んな人と（誰でもいいって意味では無いよ）ちょっとずつしてみたいって欲求があります。ソレって変ですかね〜。ま、全然実行に移ってないけどさ。
今朝から読み始めて残りあと1/3だ。今夜中には読み終わるだろう。こういう本に出会えた日は幸せ。
