景気回復に貢献。

私のここ2年ぐらいの消費行動は全て氣志團に拠っている、と言っても過言ではない。DVDプレイヤーしかり、デジカメしかり、MP3プレイヤーしかり。地方のGIGやフェス参戦の為に飛行機使ったり、車運転しちゃあ高速使ってお金も落としてきた。AirH"だって地方参戦が無ければ契約してなかったかもしれない。

はあ。いやね、ついこの週末ヒマだったんで、ちょーっと気になっていた、2003年の氣志團ちゃん関連もろもろにかかった金額の合計を算出してみたのね。家計簿はつけてるんだけど、恐くて計算してなかったもんだから。。

合計約35万円!!でございました。ううむ、多いよ、絶対コレ。去年は万博あったからなあ。あの1日だけで5万ぐらい使ったし(アクアラインが高すぎるのよっ)。あと内訳は、夢見るころを過ぎても8公演で約12万、現象リターンズ7公演で14万、ひたちなか、UNDER25、カウントダウンを加えて、しめて35万也。今年は20万、いや25万以内に収まるようにがんばろっと。うん、去年より確実に自分の中のチケ取りにかける情熱とか冷めてきてるし、大丈夫だ、たぶん…。(計算にはチケ代、交通費、宿泊費、グッズは入っているが、会社への土産代は入っておらず。実はコレも結構な額いってるんだよなー)


昨日は唯一先行で確保できなかった京都チケを取るべく、ぴあの店頭に6時ごろから並ぶ。2番目だったけど、まあ夜中から並んだわけじゃないし気候もよいし、本も読めるしってカンジであまり期待しないで待ち続けた。

ヒマつぶしに持っていった本は、小倉千加子の「結婚の条件」。フェミ関連では有名な人だが、これまで本は読んだことが無かった(ちなみに上野千鶴子もまだ読んだこと無い。つまりフェミに興味を持った時期が無い)。そんな私なのだが、中村うさぎの本の巻末に文章を寄せていたのが気になっていて、前日本屋で見つけたので買ってみたのだ。(そうそう、このとき一緒に椎名誠の「走る男」も買ったのよー、「アドバード」好きだったんで、読むのが楽しみだー♪)

いや、面白い!並んでいる時間内に一気に読み終わってしまった。少子化問題と第2次世界大戦の枢軸国三国の関連性を論じる一方、くらたまから梅宮アンナまで俎上に載せちゃうのだ。ところどころ出てくる大阪弁の会話や単語のリズミカルな遊びも楽しく、ああ、やっぱりどんなことでも重要なのはユーモアなんだなあとしみじみ実感してしまった。プッと笑える箇所多数。

フェミに興味が無いといいながら、この本の中で取り上げられている人の本は結構読んでいた。つまりね、「フェミを論じる女の人」に苦手な印象を持ってただけかもしれない。だって何か賢くて恐そうなんだもん。って印象は、この「結婚の条件」を読んで払拭されました。男性諸氏にもお勧めの1冊ですよん。


とっても面白い本を並んでいる間に読み終えたおかげで、ああなんか時間を有意義に過ごしたなあ、とすこぶるご機嫌になり、席が悪くても取れりゃあいいぐらいに思っていたら、なんと来たーーー、2列目が!!ちなみに京都会館は最後列が"1列"なのでややこしい。すぐに座席表見て確認して、すかさずキシ友にメール。

返信メールには、その良席は「氣愛」(気合)で取れたに違いない、とのお言葉が。はあ、今年ホントに予算25万円以内で済むのかねコリャ。。