報道規制

4/8の日記で書いたからには、今夜も書かねばならぬ。もちろんイラクでの日本人質事件のことについてである。無事解放、喜ばしいニュースである。
しかし、海外在住の邦人がWEB日記やブログで指摘しているように、日本のメディアは報道規制していることを、どれほどの日本人が知っているのだろうか。


AP配信の画像
http://story.news.yahoo.com/news?tmpl=story2&u=/040408/481/lon80804081612&e=11&ncid=1479


ヨーロッパの衛星テレビ局「EuroNews」配信の動画
http://stream1.euronews.net:8080/ramgen/new/cut/iraq_28902_1.rm?usehostname


ドイツの雑誌「Spiegel」配信の動画(無編集?)
http://www.spiegel.de/video/0,4916,2549,00.html


音声のある映像は恐くて見返す勇気が無い。それぐらい衝撃的な内容である。

右に倣えで一斉に報道規制しているニッポンのメディアに怒りっつうか気持ち悪さを覚える。

人質3人の軽率な行動や、家族の言動を責める気持ちもそりゃ分るよ。私だって、拉致の第一報を聞いたときは、あちゃちゃ〜って思ったもん。んでもって、こういう人たちの家族ってどうよって思ったらアレでしょ。でもさ、フツウの親なら何を失っても投げ打っても子供を助けてくれって言うもんじゃないの。「自己責任ですから」なんて言って突き放せる人いるのか?ましてや流されていないあの残酷な映像を見せられても??


フン、どうせ国民はバカだと思われてるんだろーなー。
ヘタな情報与えて感情的になられちゃ困るんだろーなー、お役人たちは。
何よりも国益が一番、経済の方が重要なんでしょ。


規制された上っ面だけの報道の中で暮らしている我々日本人。
昨今の日本全体を覆っているこのプチナショっぽい気分、マスコミ報道によって作られた部分は大きいと思う。

前々から思ってきたが、ますますニホンって国がどうでもよくなってきた(すまぬ團長、氣志團ならスウィンギン・ニッポンの世界は好きだけど、NIGHT THE KNIGHTSは苦手なんだよ〜)。歴史ある文化は素晴らしいし愛着もあるが、(政治家が思ってる)「国」って括りに何の意味があるのか。

この国はやはりおかしな方向に行っているようだ。

政治と宗教と野球の話はタブーとはよく言うが、今日だけは我慢できなかった・・