一夜経って。

いやあ、昨日は何が何だか分からないうちに一日が終わってしまった。外見て暗くなってるのに気付いて、あ、もう夜かあ、私いま大阪にいないじゃん、ってそんな感じ。夜には病状に関する情報も入ってきてタイブ落ちついたけどね。まあ、氣志團ファンじゃない人にとっちゃ、「単にメンバーがひとり怪我して公演延期になったって話ダロ」ってことなんだろうけど、やっぱり書き留めておこうと思う。

いつもはケチってバスとかで大阪入りするのに、前日まで出張でとてもそんな時間的余裕は無く、今回は新幹線で行く予定だった。で、フツウ出かける直前まで公式サイトなんて覗いていないのだが、今回は最近必ず金曜深夜に一気に更新されるブログがそのままだったんで、今日アップされるのかなー、ってちょうど開いていたのね。

乗換案内で新幹線の時間をチェックし、メールチェックも済ませ、荷物も大体準備してそろそろノートパソコン閉じてACアダプタと一緒に詰めようとしたその時、わたしゃ目を疑ったよ。なんじゃー、この告知は。マジマジマジマジ？！なんかのイタズラ？あまりに慌ててブラウザ幾つも開き過ぎたからか、ウィンドウズのタスクバーがどっかに行っちまった。あーうー、再起動する間も惜しく、デスクトップPCも立ち上げて二つのパソコンのディスプレイの前で固まってました、私。

どうやら本当らしいということが分かって、慌てて友達に電話したりメール打ったり。それが10時半頃。外傷性クモ膜下出血って・・単語にビビッたよ。ランマちゃん、あんた何やったのーーー！慌てて病名ネットで調べて、心配してる友達にまた連絡したりして。移動中に泣いてるとか、仕事が全く手につかなくなったとか、特に年齢が若いコがショック受けてた感じだなあ。もちろん私もかなり動揺したけど。

公式サイトに告知が出るまでは本当に心配だった。“外傷性”が付くと、よく聞く「クモ膜下出血」とは異なるって分かっても、それでも心配だったもの。

ちょっと一段落してから、かといってポッカリ空いてしまった時間、何をする気にもなれず、なんか色んなことが頭駆け巡ってたよ。

今までこんなに一つのバンドを好きになったことが無いから想像出来ないけど、現実的に考えて今の氣志團の状態がずっと続くわけは無いのだから、いつか解散とか自分の方の熱が冷めるとか？そんな日がくるんだろうか、あるとしたらそれはいつ頃なのかな、すごく遠い未来の話では無いよな、一体その時自分は何をしてるのかな、とか思うことが時々あった。

それが！まさか！今日！こんな形で現実に起こるとは。予想より早いよ、足元すくわれた感じだよ、昨日までの氣志團がこれから先もずっと続くことなんて幻想って分かっていたど、うううー、どうしてドーム公演の前なんだよ、ランマ。いや、あの時点では、情報が何も無くランマのせいかどうか分からなかったけど、告知出て、やっぱり酒かーーー！この大バカヤロー、心配させやがってー！！命に別状無くて心底ホッとしたよ・・

團長のブログ、あれはマジで泣けた。この極限状態で、年下の男の子（私にとっちゃ年下、16でもリアル年齢でも）が何億と金が動く世界のプロとは言え、よくあの内容をアップ出来たなと。え、この自分が？って笑っちゃうけど、自然と「鉄のハート」口ずさんでたのには驚いた。ははは、なんておセンチなんだー

で、夜になってキシ友以外の友達と電話で話してて、「そんなのソレほど深刻になる問題じゃないじゃん、だってチケットは有効で延期公演もやってくれるって、全然良心的な話じゃん。急にツアー取りやめ、チケット代返金とか言うアーティストもいるんだから。別に誰か事故や病気で休むぐらいどこのバンドでもある話だし、解散するわけでもないんだから、大げさだねー」と。

ま、言われてみりゃそうだよな。公式発表の病状も

> 現状の診断によると、1〜2週間程度の入院加療、及びその後約一ヶ月間の療養を要するとの事です。

って出てるしね。でもさあ、やっぱり後遺症とか心配なわけ。あのね、他のバンドのことは知らないけど、氣志團は6人じゃないと氣志團じゃないんだよ。誰が欠けても氣志團は成立しない、奇跡のような6人だと思う。（という思いを氣志團ファン以外に伝えるのはムリだろうが・・）

ランマから始まらない房スカなんて考えられない。他のソロパートだって、127とかどうすんだよ、キラキラ！も、SECRET LOVE STORYもランマじゃなきゃ出来ないじゃん。ランマのメロディメーカーとしての才能が、声が、ギタープレイが氣志團から無くなったら氣志團じゃないでしょう、どう考えても。

昨夜のCATVや今日の＠サプリにコメントOAされた氣志團ちゃんに、いつもと変わらぬランマが映ってるの見るだけで、何かじんわり泣けてきてしまった。そうだよ、アンタ達は6人いて氣志團なの！！

とにかく今はゆっくり休んで元気になって戻ってきて欲しい。それからだ。