監督不行届

妹が週末我が家にやってきて(目的は公団が当たって彼氏と住むかもしれないから婚約者である証明のサインをしてくれというもの)、もう読み終わったからあげると言って、安野モヨコのエッセイマンガ「監督不行届」を置いていった。

私、実は安野モヨコ庵野秀明もどっちもよく知らない。安野モヨコは、ああ、岡崎京子のフォロワーかってぐらいの認識で(すんません、あの頃はもうあまりマンガを読まなくなっていたんで。が、つい最近「脂肪という名の服を着て」を読む機会があって、ちゃんとチェックしときゃ良かったーと激しく後悔)、庵野監督にいたってはエヴァとやらは放映していない地域に当時住んでいたしとっくにアニメには興味なくなってたし、まあとにかくオタク界では有名な二人が結婚したと言うトピックとして知っていた程度。

いや、でね、このエッセイマンガがすごく面白いんですよ、2人をよく知らなくても十分楽しめる。一番のみどころは(マンガももちろん素晴らしいのですが)監督の最後のインタビューではないでしょうか。恥ずかしながらジーンときて私ちょっと泣きそうになってしまいました。

とにかく全編愛に溢れているエッセイマンガです。ちょびっとだけケッコンもいいかなと思ってしまいました。私も「オトメな」(←安野モヨコが言うところの庵野監督)旦那が欲しいなー

あ、ちなみに私は「カルピス劇場」と「ハウス劇場」両方を見ている世代ですねえ。印象深い作品はやっぱカルピスが提供してた頃かな。←「監督不行届」を読んでない人でも分かりますよね?


関係ありませんが、マンガ界の夫婦と言えば、古くは佐伯かよの新谷かおる柴門ふみ弘兼憲史、最近のビッグカップ武内直子冨樫義博(2人で一体幾ら稼いだんだろ?!)なぞがおりますです。ってネットを調べていたら、松本大洋冬野さほも夫婦とか。へー、そうだったんだ〜