近藤ようこと高橋留美子

はてな向けの思いっきりマニアックな話で申し訳ないのですが・・

びっくり!近藤ようこ高橋留美子って高校の同期で二人して漫研を取り仕切っていだんだって!!ネットで調べたら幾つかヒットしたんで、有名な話らしいんだけど知らなかったよー。うる星やつら最終巻最後のThanksのとこに近藤ようこの名前があったのは覚えてる。でも二人とも新潟出身だし歴史モノ描くし女性だけど青年誌がメインなんつう共通点あるから、どっかで知り合いになったんだろーぐらいに思ってた。

それにしてもスゴイ話だ、この二人が同じ高校の同窓生なんて!!近藤ようこ劇画村塾出身って話は聞いたこと無いし、大学も違うから本当に高校時代の繋がりだけなんだなあ。「猫っかぶりゼネレーション」だったら、ハツミが高橋留美子??の訳はなさそうだが。それにしても二人の高校時代の話が気になるっ

ところで「近藤ようこ」「高橋留美子」「友人」とか適当な単語入れてググっていたら、ワタクシめのふるーい日記がヒットしてしまった。今よりかなり文章が可愛らしく、書いている内容もマトモ・・

http://www31.ocn.ne.jp/~rakuen/d0002.htm

当時付き合っていた彼(日記中では"ダンナ")のことや、先日亡くなった(自殺でショックでした。。)作家鷺沢萠さんのことなどが書いてある。就職1年目らしく(って自分のことだよっ)、仕事の愚痴っぽいことも書いてある。へー、このときの私ってこんなこと考えてたのね、って新鮮な気持ちで読み返してしまった。過去の自分のその時の"気分"を振り返ることができるってのは、ウェブ日記を付けていたからこそだなあ。


ちなみに近藤ようこは本当に一時期ハマった作家だ。未だに新作が出ると一応購入してしまう。持ってないのは初期の作品集で絶版になってしまった「仮想恋愛」「月夜見」ぐらいじゃなかろうか。←コレはファンになった時点でもう手に入らなかったのだ。

中学生の時、あまりにマンガをバカにする母親に、じゃあこのマンガを読んでみろ、と近藤ようこを読ませ(確か「夏は来ぬ」だったと思う)、つまんなくて退屈そうにしてるのを見て、ああ、この母親には私の気持ちを理解してもらおうと思っても無駄だ…とガックリした記憶がある。あー、恥ずかし。なんて純粋で若かった自分。今ならぜぇぇったいオヤに自分の好きなマンガ押し付けたりしないよ。理解して欲しいとも思わないし(そもそもマンガの文法が分らない世代)、分ったとしても何が好きか知られちゃうのヤダもん。


高橋留美子はサンデーで描いてる連載モノはもうずっと読んでないけど、短編集や連作の類が出たら必ずチェックしてます。誰しも認めることでしょうが、この人ほど、ずーっと一線で人気実力とも保ってコンスタントに描き続けているマンガ家はいない。女王。以前なんかのアンケートで、抱負だか座右の銘だかで「丈夫で長持ち」って答えてたけど、ホントその通り。


確か二人とも独身だったような。マンガと結婚したってことかしらん。。

なんてこと書いてたら、久々に本家でマンガのコラム書きたくなったなあ。最近のお勧めは宇仁田ゆみですよ。「マニマニ」でえ?こんな作家がいたのか!とオドロキ、新作「トリバコハウス」はもう何回読み返したことか。スゴイ、マンガって進化するものなんだーって(読んでもらったらその意味が分ると思いマス)妙な感心すらしてしまいました。みかけたらぜひ手に取って読んでみてください。